メッセージ Message
人に社会に
必要とされ続けるために
ありきたりな言葉ですが、お客様に支えられ、スタッフに支えられ、
人材は「人財」であるとの信念のもと、振り返ると30年の月日が流れていました。
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えひめSDGs甲子園2024 閉幕
今年で3回目となるえひめSDGs甲子園の交流会・本選が、2024年8月22日(木)・23日(金)の二日間で行われました。交流会・本選に参加したのは、7月に行われた動画予選で選出された12チームのメンバー。 22日の交流会では、特別協賛・協賛社による自社の取組に関する講話、大学生ボランティアによる交流プログラム、2030カードゲームが行われました。 他校のチームと対面で会うのはこの日が初めて。SDGsへの知見を深めながら、一緒にプロジェクトに参加した仲間たちと交流を深めました。 最終日となる翌23日は、いよいよ本選(プレゼン発表)です。 各チームの持ち時間は10分。発表の後には会場からの質問に答える質疑応答の時間が設けられています。 最初に発表したのは、宇和島東高等学校の「学校再生キャンパーズ」。愛媛県のみならず、全国的にも課題となっている廃校の活用についての研究結果を発表しました。 その後も順番に参加チームの発表が進みます。どのチームも、資料スライドや発表に趣向を凝らし、自分たちの研究や活動の経緯や成果を余すところなく伝えてくれました。 午前中に6チームが、午後に残りの6チームが発表。全てのチームが発表を終えた後、審査員たちが審査結果を投票し、入賞チームを選出しました。 <<入賞チーム>> ※( )は学校名、「 」はテーマ 【優勝】 くまもるず(上浮穴高等学校)「久万を守りたい!~幻の地域資源継承プロジェクト」 【準優勝】 炊飯器レンジャー(済美平成中等教育学校)「医療+防災+えひめ=?~あなたは生き延びられるか~」 【3位】 チームCOSMOS(北宇和高等学校三間分校)「美沼の里にスイーツを!~新たな挑戦と交流人口増加を目指して~」 【タカラレーベン賞】 南・温故知新(松山南高等学校)「失われる建造物の保全のために~校舎の建て替え・私たちにできること」 【特別審査員賞】 新世界学辞典(松山西中等教育学校)「海の豊かさを守ろう」 4月にエントリーを行い、この日までの約4カ月間活動や研究を行ってきた参加者たち。本選では他のチームの取り組みやプレゼンを見ることで、自分たちの今後に活かせる新しい選択肢を発見したり、こうすればもっと良かったと自らを客観的に振り返ることができたようです。 SDGsは2030年に向けた目標。えひめSDGs甲子園に参加してくれたみなさんの活動が、今後も継続・展開していくことを、心より願っています。
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第5回 高校生ボランティア留学(2024年夏)が終了しました。
2024年7月下旬、フィリピンでボランティア活動・異文化体験をする「第5回 高校生ボランティア留学」を開催しました。 今回参加したのは、愛媛県・広島県・島根県の15名の高校生。 関空を午前に出発して飛行機を乗り換え、活動拠点のイロイロ市に到着したのは夕方。 海外が初めてという参加者も多く、移動の疲れを取るためこの日は早めに就寝です。 翌日からは活動開始! 活動初日は、オリエンテーションの他にボランティア活動のための準備を行い、残った時間で街中を散策(Cityツアー)しました。 聞こえる声や音、肌に触れる空気、目に映る景色や色、日本とは全く違うそれら全てに異国を感じます。 現地2日目は、マングローブ植樹、孤児院の訪問を行いました。 マングローブ植樹は、小さな島の集合で成り立つフィリピンにとって、高潮などの災害や土壌流出を防ぐための大切な活動です。私たちの「高校生ボランティア留学」では、毎回植樹を行い、未来の災害リスク軽減に努めています。 孤児院では、施設に滞在している子どもたちと交流をしたり、寄付品の贈呈などを行いました。 また、この日の夕方には現地の高校生達との交流を行いました。 フィリピンの食生活や気候などについて教えてもらい、交流の記念に、一緒にバッグの染色を行いました。 翌日は、山間部の集落での生活体験。 昨日交流したフィリピンの高校生達も一緒に体験しました^^ 訪れたのは、市街地からほど近い山間部の集落サンミゲルという町。大規模な田畑の広がる自然豊かな地域です。 この日は、フィリピンの高校生たちと協力して自分たちでランチを準備します。 最初に立ち寄ったマーケットで、必要な食材などを準備。集落に移動した後は、住民の方たちが日常使っている道具や場所をお借りして、料理に挑戦しました。 食材の一つであるチキンも現地調達。地域の方たちにならって、生きている鶏を捌くところから行いました。 ライフラインの十分には整っていない地域で、調理をするのに時間や手間はかかりましたが、自分たちで作ったランチはとてもおいしく心に残る体験でした。 4日目は休養もかねて自然公園にも指定されているビーチでゆっくり過ごしました。 活動としては最後となる5日目は、先住民の方たちが住む集落でのボランティア活動を行いました。 今回訪れるAti Communityへは、険しい山道を徒歩で行きます。 集落に到着すると、たくさんの住民や子どもたちが出迎えてくれました! フィリピンの先住民の方たちの中には、土地開発のためにもともと住んでいた地域を追われたり、教育格差などのために市街地で仕事につけないなど、様々な理由で貧しい暮らしをしている人が多くいます。 今回訪れた集落では、食事や生活に必要な物資や、子どもたちへのおもちゃや文房具を支援する活動を行いました。 この日、全ての活動を終えた参加者たちは、長くて短い留学期間の振返りを行い、各々が様々な思いにふけながら翌日の移動に備えて就寝しました。 翌日は朝から帰路につきました。 この留学を通して、活動はもちろん寝食を共にした仲間とは、唯一無二の絆を育んだ参加者たち。 帰る場所は別々ですが、これからも彼ら彼女らの活動・交流は続いていきます。
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フィリピンの高校生が松山にやってきました。
2024年7月、フィリピンの高校生7名が松山を訪れ、異文化体験・交流を行いました。 今回松山を訪れたのは、フィリピンのイロイロ市に住む高校生です。 イロイロ市は面積や人口が松山と近いのですが、市内に40を超える大学がある学園都市で、若者の多い活気ある都市です。 日本に来たことのある生徒は何人かいましたが、松山を訪れるのは全員が初めて! 松山の魅力を伝えるべくいろいろな場所をご案内しました。 愛媛県庁や石手寺、動物園や道後観光のほか、砥部焼の絵付け体験をしたり、市内の高校の見学もさせていただきました。 生徒たちは、観光スポットと呼ばれる場所はもちろんですが、松山の街並みや景観、市内を走る電車など、私たちにとっては日常でしかないものにもとても興味を惹かれたようです。 また、ホームステイも体験しました。 ホストファミリーを引き受けてくださった家庭に1~2名で滞在させていただき、ファミリーとの楽しく交流しました。 実は、滞在期間中のほとんどが天候に恵まれず、やむを得ず中止となったスケジュールがいくつかありました。その一つが市内の高校での、日本の高校生たちとの文化交流です。 生徒たちは、フィリピンの高校生活や食事、天候や農業、おすすめ観光スポットなどを紹介する予定でしたが、学校が休校となってしまったため残念ながら中止に。 ですが、訪問する予定だった学校のご厚意により、校内の見学をさせていただきました。 非常態勢の中ご対応くださった先生方、本当にありがとうございました。 いくつかのハプニングはありましたが、フィリピンの生徒たちは、松山の観光スポット、日常生活、文化体験などを存分に楽しみながら全日程を終了しました。 最終日に近づくにつれ、覚えた日本語も増え、日本語と英語を混ぜて冗談も言えるようになりました。 あっという間だった5泊6日の松山訪問。いつの日か、日本もしくはフィリピンで再会しましょう!と約束し、生徒たちは帰路につきました。